コラムCOLUMN
寝たきりになったらインプラントはどうなる?老後を見据えたインプラント治療
皆さま、こんにちは。
飯塚市の歯医者【ひかり歯科クリニック】です。
「寝たきりで歯磨きができなくなったらインプラントはどうなるの?」とお悩みの方へ。
じつは、インプラントは見た目や機能性に優れるだけでなく、歯磨きなどのお口のケアという観点からもよいことがあります。
寝たきりのインプラントはどうなる?入れ歯と比較したメリット
寝たきりになった場合、大切なのは「ケアのしやすさ」です。
インプラントは、入れ歯と比較したときこのようなメリットがあります。
1.歯磨きがしやすい
インプラントの歯磨きは大変なのではないか、と心配される方もいらっしゃるでしょう。
じつは、インプラントは、1本で独立して顎の骨に埋まっているため、他の天然歯と同じように歯磨きをすることができます。
入れ歯のような取り外しの手間がなく、ご家族の方や介護者の方もケアしやすいのです。
2.誤嚥(ごえん)性肺炎の予防につながる
シニア世代に要注意なのが肺炎です。
肺炎は、患者の7割が75歳以上であり、この中でも7割以上が誤嚥(ごえん)性肺炎であるといわれています。
(出典:厚生労働省 高齢化に伴い増加する疾患への対応について-肺炎について より) >
誤嚥(ごえん)性肺炎は、食べ物や唾液と一緒に細菌が誤って気管に入り、肺で炎症を起こす病気です。
そのため、予防するにはお口を清潔に保ち、細菌を増やさないことが大切なのです。
寝たきりになると入れ歯は自力で外すことが難しく、細菌の温床になってしまうことも。
ケアがしやすいインプラントは、お口を清潔に保て、肺炎の予防にもつながります。
インプラントのデメリット
インプラントはメリットが多くありますが、しっかりと歯磨きをしなければインプラントと歯ぐきの溝から細菌が侵入し、「インプラント周囲炎」のリスクが高まります。
当院では、ご家族の方や介護者の方にもブラッシング法などはお伝えしサポートしていますが、場合によっては取り外して歯磨きがしやすい入れ歯を選ぶことも大切です。
当院では、合わなくなった入れ歯の調整も行っていますのでご相談ください。
老後を考えた治療とは
老後や寝たきりになったときのことを考えると、「噛めること」「扱いやすいこと」が大切です。
入れ歯は、顎の骨が痩せると合わなくなり、痛みなどから食事が摂れないことも。
インプラントは、他の天然の歯と同じように噛むことができます。
また、取り外しの作業がなく、歯磨きもしやすいためとても扱いやすい治療法でもあるのです。
年齢を重ねても当院で安心の歯科治療
シニア世代の歯科治療を得意とする、飯塚市の歯医者【ひかり歯科クリニック】は、大学病院で高齢者歯科の経験や、グループホームでボランティア活動もしています。
車いすでも安心のバリアフリー設計で、そのまま入室ができるファミリー診療室では、お付き添いの方も一緒に入室していただけます。
駐車場も広々と13台分ありますので、車いすの方の乗り降りも安心です。
インプラント治療のことや、シニア世代の治療でお悩みの方はお気軽にご相談ください。